自分の予防も大切です

少子高齢化社会といっても、核家族化が進んで身近にお年寄りがいるケースが少なくなってきています。その反面、介護業界で働いていると当たり前ですが、日常の中で高齢者と接する機会が多くなるはずです。元気な人もいますが、寝たきりや痴呆を発症させている人もいて、自分の将来を考えて暗雲とした気持ちになる場合もあるかもしれません。実際に誰でも年は取っていき、高齢者はやがてやってくる自分自身の姿を考えてもいいでしょう。ただ身体能力を低下させない、認知症を発症させないために予防は可能となっていて、少しでも早く始めると効果が高くなります。身体能力に関しては普段から積極的に体を使っていく、それに加えてストレッチなどで股関節などを柔らかくしておくといいでしょう。介護職に就いているなら、仕事だけである程度の運動量は補えるので、その他にストレッチやマッサージ、筋トレなどを付け加えるのがおすすめです。認知症予防に関しては食べ物に気を付ける、そして積極的にチャレンジしていくことが重要と言えます。常に刺激がある生活をしていれば認知になりにくく、そういった意味では仕事を長く続けるのも効果的です。人とのコミュニケーション、会話も有効になってきて、興味や趣味に打ち込むだけではなく、サークルなどに入って積極的に交流するのもいいでしょう。常日頃から積極的に活動をしていれば、心身のどちらにも刺激を与えられて、老化現象が遅くなります。